ハローサイクリングで海老名をポタリング 泉橋酒造【後編】

泉橋酒造の敷地内の写真
この記事は約6分で読めます。

海老名城趾を見つけられたので、次なる目的地である「酒造」を目指すことにしました。

まぁ、しばらくスイスイしてから地図を見ればよいでしょう。いい天気ですし。

そこにあるんか?有鹿神社

のんびり進んでいくと、カーブしている道の先、立派な鳥居が見えました!

有鹿神社の写真
有鹿神社

鳥居をくぐると、右に手水舎があり、左に鐘楼がある。

鐘があるんか?

お寺で鐘はよく見るけれど、神社では珍しい?

だけど、そういうこともあるか。

そう、ここは有鹿(あるか)神社 ^^

相模国(神奈川県)最古の神社です。

有鹿神社公式サイトの「御由緒・御寶物」のページから以下、引用します。(太字は筆者)

「応永23年(1416)、海老名備中守持季(出家の後、宝樹沙弥)は社殿を修理し、宮鐘を奉献した。しかし、室町の二度にわたる兵乱の災を蒙り、海老名氏は滅亡し、有鹿神社も美麗な社殿をはじめことごとく灰燼に帰し、広大な社領も略奪された。」

なるほど、千年前に鐘はある!か。

検索に役立つAIである パープレキシティAIに、鐘について聞いてみました。

  • 宮鐘(みやがね) : 神社で使用される釣り鐘で、神道儀式や時報などに用いられる。
  • 梵鐘(ぼんしょう): 仏教寺院で使用される釣り鐘で、仏事や法要に使われる。

鐘に違いがあったとは…

神社の歴史の説明板と鐘楼の写真

鐘楼の足元に貼り紙が…

鐘楼に一人一回の貼り紙の写真
一人一回

一人一回はついて良い、のかな?

せっかくですから、つかせていただきましょう^^

鐘を撞く写真

一回だけなので、鐘を打ち抜くイメージで…

ごうぉぉぉ〜〜ん……

晴れた冬空に 響く余韻が 心地よい

いい音色です。

初めての三川公園

神社を出発し、左に相模川の存在を感じつつ住宅街を進んでいくと、公園の入口にたどり着きました。

相模三川公園(さがみ さんせん こうえん)

ここから少し上流の適当なところで右へ向かえば、酒造に近づく…。そんな気がする。

駐車場入口の写真
平日は無料。土日祝は400円(普通車)。

今日は、小春日和のおだやかな平日で、駐車場は空いています。

こんな所にもハローサイクリングが

公衆トイレとシェアサイクルは相性がよい。

三川公園案内図の写真
三川公園案内図

ここには自然観察園あり、芝生の広場あり、パークゴルフやグラウンドもあるという。

ちびっ子達を連れて、お弁当持って、のんびり過ごすのに最適じゃないですか!

県立相模三川公園の写真
冬の相模三川公園

「三川」とは、相模川・中津川・小鮎川の3つらしい。その合流点がちょっと下流にある。

川の向こうには丹沢山塊がひかえています。大山山頂からこの公園が見えるハズ。

公園から見える山の紹介の掲示板の写真
公園から見える山の紹介

訪れた時期はまだ冬。

係の方たちが花の苗を植えたり、資材を運んだりで春に向けて整備をしているようでした。

相模三川公園内の写真
春に向けての準備が進む

のんびり進んで行くと公園の端で太めの道路に行き当たりました。

(これは国道246号線で、右方向が酒造への近道…と後で知ることになる)

公園の端っこの写真
橋の下から川沿いに行けそうな感じが

ここで地図を見ればよかったのですが、もう少し川沿いを走りたい気持ちが勝り、橋の下を抜けて公園を出ていくことにしました。行けそうな感じがしたので…

しかし、この先、期待したような道はありませんでした。車道に出て、川沿いに戻って、なんて感じで。

相模川沿いの小道の写真
人が来て、すれ違うのもコワイかも

左が川で、右手はけっこう広い枯れ野原。自転車一台が通れる道が続きます。

日が暮れたら、これ絶対コワイやつ〜♪

このままどこかに抜けられるのか? それとも、どん詰まりなのか…?

結局、誰とも出くわさず、突然車道に出れました。スマホで確認すると、随分と行き過ぎていたようで戻らなきゃいけない。

とはいえ、同じ道は行きたくない。車に気をつけて、ちょくちょく止まってスマホを確認しながら走ります。

途中、四ツ谷渡船場道という石碑でパチリ。

四ツ谷渡船場道の石碑の写真
四ツ谷渡船場道の石碑

江戸幕府は、防衛のために大きな川には橋を架けなかったので、渡し船が交通手段として重要だったそうです。

大山詣りに行く江戸っ子たちもこの風景を見たのでしょうか。

渡船場道石碑の周りの写真
道の向こう、相模川の先に大山が見える

この渡船場は、上流に橋ができて昭和34年に廃止されたそうです。(けっこう最近に感じるのは齢のせい?)

やっと、酒造が見えた!

その後も、道行く人に道を聞いたりなんかして、やっと酒造が見えました!

田んぼの遠くに酒造が見える写真
田んぼの先に酒造を発見

手前に広がるは、酒米の田んぼです。

この泉橋酒造は、近隣の田んぼで酒米を減農薬栽培、そして醸造までを一貫して行う「栽培醸造蔵」だそう。

「酒造りは、米作りから」

ドローンからの空撮で、稲の生育状況のデータを収集し、肥料を施す場所を決めたりしているとのこと。

ハイテクです!

第1駐車場の写真
向こうの方からやってきました。第1駐車場に駐輪完了

第1駐車場からだと裏から入れるのですが、せっかくなので正面から。

泉橋酒造入口の写真
いざ酒造へ
泉橋酒造の敷地内の写真
泉橋酒造

真ん中にドーンとあるのが直営ショップ酒友館で、今回の「真の目的地」です。(*追記あり)

敷地内にある酒友館の写真
直営ショップ 酒友館(しゅゆうかん)

ト・モ・ダ・チ に会える!

店内の写真
ト・モ・ダ・チ 100人!

右奥は冷蔵庫。周りには、お酒にグラスに酒粕に。いろいろ見てると楽しくなります。

試飲のサーバーの写真
試飲のサーバー。ガマンの子^^;

もちろん、今回は軽車両なので呑みません。

その分、家に帰って呑みますよ〜!

とんぼスパークリングの写真
とんぼスパークリング

小さなビンは、80代の両親に土産として。

以前、たまたまプレゼントしたら、旨いし、量がちょうど良いしで、とても好評で^^

活性純米にごり酒の写真
活性純米にごり酒

これ、自分用^^ ちょい甘めの微発泡が良いんです。

ノンアルコールのあまざけの写真
ノンアルコールのあまざけ

これは家族への土産。ノンアルコールのあまざけ。

純米酒の新酒粕の写真
純米酒の新酒粕

純米酒の酒粕。これをお湯に溶いても甘酒になる(自分用)。

広場に戻ってきた写真
広場に戻ってきた

酒造から海老名駅までは自転車で10分ほどの距離。道もシンプルです。

小春日和の中、自転車でのんびりできて、お土産も手に入れて、満足^^。

ハローサイクリングの料金は800円也のカード払い(クーポン130円使用)。

使用時間は、2時間ちょっと。全部メールでお知らせが来ました。

ちょくちょく泉橋酒造には来るので、今度は別方面を回るポタリングに行きたいと思います。

追記 新しいト・モ・ダ・チ

2025年3月から、直営ショップ酒友館がリニューアルしたそうです!

日本酒は、単品グラスはもちろんのこと、飲み比べ(3種)などいろいろ。その他、ビールや甘酒ドリンク、自家製ジンジャーエールもあるとか。フードは、米粉ピザやいろいろなサケのアテ。

日本酒試飲サーバーは、10ml×3杯分で合計 110円とのこと。

また、今度ゼッタイ行きます!

【泉橋酒造 酒友館】

  • 住所:神奈川県海老名市下今泉5-5-1
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 営業日:無休(但しお盆期間と年末年始を除く)
  • 駐車場:18台(第1&2駐車場併せて)

訪問日:2025年2月

タイトルとURLをコピーしました