和菓子屋さんに煎餅屋、どうも近くにあるらしい…。
家系直系ラーメンの余韻を引きずりつつ、糖分チャージのための和菓子屋さんを探します。
ここはどこ、和菓子はだれ
スマホ様の言うとおり、バス通りを渡り、脇道へ。
だんだんと、車多め、商店少なめといった感じになってきます。
目的地は、それほど遠くはない…はず。
と思いながら歩いていたら、看板がい〜い感じに溶け込んでいて…
スマホがなければ通り過ぎていました。
「よかったら見つけてみてね」、と言っていそうな佇まい。

写真の感じだと、入口は右と左のどちらかな?って、迷いません? ^^;
右から入って合言葉を言うと、左側に通してもらえる…
なんて妄想もよぎりました。
そんな訳ないですよね^^
ひとまず、看板の側に入れば、お店の人がいるでしょう。
この空間…みっけ…
味なガラスの引き戸から、中に入ると個性的な空間に…誰もいない…
いや、その中で、ちょこんと福助がお出迎えしていました。

扉一枚で、シンプルな令和空間から、情報多めの昭和空間へワープした感じ。
とはいえ、ふつう一番自己主張するはずのショーケースが、ひっそりとしています。

この空間では、一つ一つのアイテムが想像力を刺激する何かを発している…。

我が家に、『ミッケ!』という 本があります。
「たからじま」とか「クリスマス」と言ったテーマの精巧なジオラマ写真のページには、あふれんばかりのアイテムがあって、その中から、指定されたアイテムを探していく宝探しのような絵本。
このお店も、そんな感じ。
「和菓子」というテーマの、リアル『ミッケ!』。
見れば見るほど引き込まれて、隅々までじっくり眺めたくなる…

奥から女性が現れて、どらやきは終わりましたと教えて下さいました。
日によって売り切れたり、なかったり。土曜日は売り切れになることが多いとか。
そこで、猫最中をいただくことに。
注文したら、あんこを詰めに奥の間へと消えていきました。

再び、この空間を堪能することに。
この入口扉など、独身の時に住んでいた四畳半ひとまの木造アパートを思い起こさせる。

店内に、動き回るスペースはありません。その場で周りを見回す感じになります。

背後からの気配で振り向くと…。

目の前では、糖分、整列!

和三盆糖は、是非にあげたい人がいるので、買いました。
全部あげちゃったので、私は食べてません^^;

待つこと数分…。
お持ち帰りの紙袋に紙紐。う〜ん、味わい深い。

糖分チャージ
帰宅して、最中チャージの最中です。


猫ちゃん一つひとつに、模様のような焼色の違いがあって。手仕事が伝わってきます。
どうしても中が見たかったので、禁断のオープン ザ モナカ!

食べる時は閉じますよ。
注文してからあんこを詰めるので、皮がパリッと心地よい。

あんと皮、時空も楽しむ最中かな。
次は、どらやき、ねらいます!
訪問時期:2025年3月