天気が悪くて、予定のない日…
こんな日は〈動かずして何かを成し遂げる〉のにうってつけ。
それはつまり、行列に並ぶ…
ということで、家系ラーメンを食べに、東急東横線の白楽駅(はくらくえき)に来ました^^
タイムトンネルを抜けて…
西口を出て、駅前通りの坂をゆるやかに下って行きます。
この下り坂は商店街になっていて、右側の建物の隙間から入ると、昭和テイストの小ぶりなアーケードが並行しています。
雨の日に 傘のいらない 楽チンさ
しかもアーケードの両脇に、カフェにパン、肉に雑貨に、魚に定食…などなど、
個性的なお店が軒をそろえていて、眺めているだけで面白い。
タイムトンネルな感じ!
ひやかしながら、アーケードをのんびり行くと、太いバス通りに出ました。
そこで、右に進路を取り、通り沿いにもう少し。すると、傘の行列が!

普段は、あまり行列には並びません。どっちかというと苦手な方です。
でも、今日は覚悟ができています。
迷わず最後尾につくと、間髪入れず、前の方が教えて下さいました。
「食券、買いました?」
???
なるほど、食券が先!ありがとう!
このお店は初めてだから、システムが分かってません ^^;
新たな発見、また楽し。

ということで、気を取り直して、もう一つの行列に並びます。
店の入口から奥へと伸びるのは、食べるための列。
で、手前が食券の列です。
一旦店内に入り、食券をゲットしてから、食べるために並ぶ、という流れ。
でも、券売機まで、そんなに時間はかかりませんでした。

券売機の、最上段は、チャーシューメン。二段目は、ラーメン。
食券の色の違いは、量の違い。「普通、中盛り、大盛り」が選べます。
下二段は、味付玉子やご飯物。(本当は、ご飯もの食べたいんですよね〜^^;)

若かりし頃、先輩に聞いた〈教え〉を思い出します。
「初めてのラーメン店では、まずノーマルを注文すべし」
ということで、今回はラーメン(900円)に。

厚みのある、しっかりとしたプラスチックの食券。ラーメンの文字が読めん。
かすれ具合が、たくさんのお腹を満たしてきた歴史を物語っています。
これを握りしめ、最後尾へ着いたのが、だいたい正午。そこから入店まで、30分そこそこ。

並んでいて分かったのですが、
店の外で並んでいる時も、店内でも、お店の方が大きな声でいろいろアナウンスしてくれますので
安心です^^

そして、いよいよ最前列へ。傘は傘入れへ。
衝動vs理性
食券をカウンターに置いて、しばし待ちます。

両脇にちょっとだけ見えるのは、感染防止の衝立で、お箸や調味料は、越境してお隣から調達できます。
お冷とティッシュはセルフです。
家系ラーメンは「味の濃さ・麺の硬さ・脂の量」を選べるので、私は「麺硬め、脂少なめ」にすることが多いかな。
あとは、ニンニク!(今日は一日予定なし^^)
カウンターに居並ぶ先達は、ガシガシ、ワシワシ食べてます。
う〜ん、その様子を見ていると、期待値がだんだん上がってきました。
そして、待つこと…数分。
とうとう来ました、順番が!

スープ旨し、麺も良し!
そして、印象的なのが、大きく分厚いチャーシュー!
分厚くても柔らかい。一口ほうばると、炙った芳ばしい香りが広がります。
普通のチャーシューじゃない!
1枚だけど、大きいので何度も何度もかぶりつきます。
炙った肉の食感と香りが相まって、その満足感がたまらない^^
これがチャーシューメンだったら、どんなすごい事になるのか…
やっぱり、行列ができるのには理由があるのですね〜。
食べるのに夢中で、写真は撮り忘れました^^;
若かりし頃は、躊躇せずにスープを飲み干していましたが、
齢を経た現在は、健康のために〈完飲自主規制〉を実施しております。
本当は、半分くらいスープを残すのが、(不本意ながらの)マイルールなのです。
これは、〈全部飲みたい衝動〉と〈半分は残せという理性〉との戦いの結果です。

理性、敗れたり^^;
お店によってはスープを飲み干すと、器の底から文字が見えたりするんですよね。
食べ終わると「家系総本山吉村家承認之証」という文字が出てきました(上の方にあるのが優しい)。

また来よう!
次は、絶対チャーシューメンの中盛り(麺硬め、脂少なめ)に決めた!
ラーメンで、塩分チャージが完了したので、
家族への土産は、糖分チャージがいいかな〜と、
和菓子屋さんを 検索、検索…
訪問時期:2025年3月