箱根の山から下山して、箱根湯本に戻ってくると、たいていは夕暮れ時で、土産を買って、電車に乗って、さっさと家路についておりました。今までは…。
でも、今回はちょっと余裕ができたので、気になっていた日帰り温泉に寄ってみます。
♪箱根湯本のすぐ裏手、斜面に張りつく温泉が…

写真の左手は斜面。今回行く温泉が張り付いています。
右は、箱根駅伝で走っている道。駅前のお土産街。
この道をず〜っと行くと、石垣山一夜城のある山を横目に小田原へ。
今回は、斜面の方を行きましょう。

登山鉄道の線路の向こう、斜面に看板が見えてます。
本当にすぐそこ。
でも、これまで、この斜面を登る気力が出なかった…
登った山に比ぶれば、大したはずもないのですが…
疲れていると、そそり立つように見えたんですよ〜^^;
高架をくぐると、右と左の分かれ道。

どっちに行っても天国です…。

左には、すでに旅立たれた方が見えますね…^^;

私は右をセレクト。こっちは駅が見えるので。

右下の赤いライトは登山鉄道の列車。あそこが駅のホームです。
でも、駅からこちら側への直通通路はないんです。

さすが、斜面にあるだけあって、道は険しいと言えましょう。

今どきの、バリアフリーに抗うような階段を延々と登っていくと、入口が見えてきます。

やっと到着。噂には聞いていたんですが、来るのは初めて。
こんな斜面に温泉がある。ああ、それが不思議に思えてくる。
階段、階段、またかい?段

入浴料は大人900円、受付で払います。
チケットはなし、自主的に下足入に靴を入れて、階段を登って行きましょう。
そうそう、下足入では100円玉が必要です(返却あり)。

登ったところ、順路は左。

長〜い廊下で、トラバース。

この正面が女湯で、右が男湯。

さらに階段、追い階段。
暖簾を見て、「湯出るMENは、SPAゲッティ」というダジャレを思いついたのは…ダレ…
天国、湯〜とるやん
てなことゆ〜とるうちに、やっとついたよ、脱衣所に。

何や、小劇場の舞台かいな?ってツッコミ入れたくなりました!
そうそう、ここで脱衣ロッカーに100円玉が必要です(返却あり)。
ふつうの棚もあります。
風呂場はさすがに撮れません。
湯船の広さは、さほどでもなく、目測で、10人入ると窮屈かな?って感じ。
カランは3つほど。
一応、屋根の隙間で、外とつながっていて、2月だったので寒かった〜。
とくに、最初…
体を洗い終わるまでが、モーレツ寒かった〜。
あとは、しっかり湯につかり、出たり入ったりのくり返し。
かな〜り温まり、満足しました^^。

さすが箱根の温泉。
あったまり過ぎて、クールダウンにけっこう、かかった、かかった。
今日は時間があるんだと、余裕をかましていましたら、流石に夕暮れ暗くなり、わさびの土産を買って、電車に乗って、さっさと家路につきました。
「山から下りたら、のんびり温泉だ〜ッ」という先入観を喝破して、
「山から下りて、もう一回登って、温泉に入る」という…^^;
でも、箱根の温泉が900円なら、安いのではないでしょうか。
さっぱりした気分になれますよ!
食事や宿泊もできるようです。
訪問日:2025年2月