つい先日のこと。
朝の散歩で、ワンコと歩いていると、静かな街並みにギャーギャー鳴く声が。
「たぶん、鳥かな?」
程度で大して気にせず歩んでいくと、いつの間にやら騒ぎの現場にやってきてしまいました。
民家で、2羽のカラスが騒いでいる模様。
一羽は塀の上、もう一方は屋根の上。
原因は、2階のマドにありました。
窓際には日向ぼっこの、でっぷりとした三毛猫。
気持ちよいのか、日差しが眩しいのか、目を細めてのんびりしています。

そのにゃんころを、カラスが威嚇しているのです。
窓の近くの屋根の上、ギャーギャー、ギャーギャー騒いでる。
だけならすぐに通り過ぎたのですが、
足を止めてしまったのは、叫ぶ合間にカラスのやつが、
くちばしで屋根を「トントン、トントン」たたいているのです。
「ヤんのか、コラぁ!出てこんカァ」と言っています。
この時、私、〈カラス語〉が分かりました。
叫んではたたく、たたいては叫ぶで、見ていて飽きないテンポのよさ。
しばし、見入ってしまいました。
ニンゲン界にも、こういう人っているよな〜
って、思いながらワンコと通過。
犬とヒトに、カラスは一時退避。
猫は、動ぜず日向ぼっこ。
朝の時間に急かされて、ワンコと家路を急いでいたら、背後でギャーギャー、ギャーギャー始めてました。
アイキャッチ画像:Unsplashのkaori kubotaが撮影した写真
2025年5月